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アフリカ地域開発市民の会(CanDo)とは

 東アフリカで協力活動に関わっていた人たちと、19981月に当会を設立しました。教育・保健・環境など社会開発に関わることを決めて、住民参加型の事業形成を目指すことにしました。地域の大人たちが主役であり、自ら子どもたちを守り育てる存在であることや、自ら「豊かさ」を規定して、達成のために行動することなどを大切に考えました。そして、私たちは大人たちを信頼して潜在的な力を発揮できるように外部者として応援することが重要だと考えました。

 その中でも、「中心的価値を重視し、副次的利益を小さくする」事業の合意形成や実施が、重要な考え方です。例えば、地域の大人たちが、事業に参加することで、子どもの教育や健康を保障するための技能や視点を身につけることが中心的価値です。一方、手当、昼食など、さまざまな副次的利益も期待します。この期待が大きくなって中心的価値が薄れていき、住民が力をつけることにつながらなくなるのを予防するために、住民に周知を図った上での事業の合意形成と、妥協しない事業実施に取り組んできました。

 ケニアの人々との協働の中で学んだことを、新たに活動を開始するマラウイでの事業形成に活用しつつ、マラウイでも地域に密着して、人々から学びながら、地域に合った高い住民参加を促していきたいと考えています。             

       代表理事 兼 事業責任者  永岡 宏昌


     
略歴― 永岡 宏昌 (ながおか ひろあき
1998年〜: CanDo代表理事。1年の半分を事業責任者としてケニアで暮らす
2000年〜: 早稲田大学法学部で地域研究(アフリカ)を講義
20052008年: 日本福祉大学福祉経営学部で教育協力論を講義
2009〜2012年: 明治学院大学国際学部で"Aid and Development"を講義
     

CanDoの歩み

1997 ケニアと日本で設立の準備を開始
1998 任意団体として日本で設立
     ケニアのムインギ東県で小学校への教育協力を開始
1999 ケニアでNGO登録/日本で特定非営利活動法人(NPO)化

2000 環境活動を開始
2001 保健活動を開始
2004 エイズへの取組を開始/ケニア派遣インターン制度を開始

2011   ミグワニ県で教育、保健、環境分野の総合的な社会開発の活動を開始
2013   マシンガ県で教育、保健、環境分野の総合的な社会開発を開始
2014 ムインギ東県・ミグワニ県での活動を終了
2015  マラウイでの調査を開始

2018  ケニアでの活動を終了
2018  マラウイのNGO委員会から国際NGOの支部として活動認可
2019  マラウイのパロンベ県の初等学校において教育施設の改善の活動を開始

2020年9月15日更新